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読書の秋 ~『三体』を読む ~

こんにちは、プログラミングチームの天野拓海です。

そろそろEBAブログの順番が回って来るかもしれない...と思っていた矢先、
本当に回ってきてしまったので驚いております。

最近、技術書以外の本を手に取る機会が久しぶりにありましたので、
今回は本の紹介をさせていただきます。

●『三体』

三体は、中国のSF作家 劉慈欣の小説で、2006年5月から12月まで、
中国のSF雑誌『科幻世界』で連載され、全世界では2900万部↑
という驚異的な売れ行きを記録している長編SF小説です。

全3部作で、現在国内では、翻訳された2部作目の『黒暗森林』までが販売されており、
3部作目の『死神永世』は来年に国内販売されるとのことです。

(あらすじ)

第二次世界大戦後、中国をはじめ、大国は、世界各地の軍事機密施設で衛星を打ち上げたり、異星人を探すため地球外に対して電波を飛ばす実験を行っていた。
そんな中、とあるきっかけから、中国人の物理学者が太陽線を媒体にすることで電波を増幅し、銀河系の遥か彼方まで電波を送信するロジックを発見する。
結果、飛ばした電波は銀河系の彼方にある超高度文明である「三体世界」まで届いてしまう。

銀河系の彼方にある超高度文明の「三体世界」のある惑星は、
付近に存在する3つの恒星の引力で乱れた軌道を進むため、
予測ができない寒暖差を伴う気候が常に生じてしまう過酷な世界。
この気候のため「三体世界」では、数えきれない程の文明が滅亡と再興を繰り返してきた。

今日に至るまで文明の滅亡を繰り返してきた「三体世界」の皇帝は、
安定した気候を持つ「地球」に向けて侵略艦隊を送り込むことを決定。
「三体世界」と人類の存亡をかけた闘いが始まる…。

と、ざっくりですがこんな感じです。

実際に本を手にとってみたところ、予想していたよりも分厚くなく、読みやすい文量でした。
2部作目からは物語が加速し、三体世界との攻防や伏線の回収など非常に楽しめると思います。

つい最近、Netflixで三体の実写ドラマ化が決定したことでも話題になっていました。
ドラマ化も楽しみではありますが、何と言っても3部作目の発売が非常に楽しみです!

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