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ジェネラティブアート Generative Art

2022/10/07

お疲れ様です。

2022年3月入社、プログラミンググループの村岡匠史です。

みなさん、「ジェネラティブアート(Generative Art)」ってご存知でしょうか??

ジェネラティブアートの代表的な作品としては以下のようなものがあります。

Path - Casey Reas, 2001
Path – Casey Reas, 2001
computational artifact
CITY.TRAVELOR - Jared Tarbell, 2004

実は上記の作品はすべて、プログラムによって作られています。

ジェネラティブアートの確立した定義はないのですが、以下のように定義している人がいます。

コンピュータを使い、創造のプロセスの一部に意図的に偶然性を取り入れたプログラムで作られたアートのことである。
(https://lab.sugimototatsuo.com/2018/09/why-love-generative-art/)

ジェネラティブアートは、簡単に言うと、
世界に一つしかない、プログラミングで作られた作品ともいえます。

上記の作品も全てプログラムを実行する度に、その形も様子も変わります。

僕は、上記のようなジェネラティブアートの作品を見るたびに、
なにか自然らしさみたいなものを感じます。
そして、より自然らしさを感じる作品であるほど、故郷の北海道の自然の中にいるようなそういう感覚に包まれるような感じがあり、好きです。

みなさんは上記の作品を見て、どのように感じられましたか??

近年、プログラミングの需要が高まってきてはいるものの、
プログラミングという言葉自体に機械的なイメージを持つ人も多いのかなと思います。

僕は最初プログラミングを勉強し始める前は、結局生産効率を上げるための道具としか思えず、なかなか勉強する気になれませんでした。

しかし、このジェネラティブアートの領域では、
プログラミングは、自然そのものを私たちが創った法則によって表現することができるツールであり、ある意味創造者のような視点で物事をとらえることができます。

初学者として、Processingという言語を使って、ジェネラティブアートを学ぶ過程の中で、プログラミングの基本を身に着けることができて、
今では他の言語もあまり負担に感じずに、習得しようと思えるようになりました。

普段行っているプログラミングに飽きてきたな~と思う方は一度、この分野に寄り道してみると何か面白い考え方が見つかるかもしれません。

参考ページ

僕のお気に入りのジェネラティブアートアーティスト作品ページ

http://www.complexification.net/gallery/

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