健康に関する話ー生活習慣
2021/11/29
お疲れ様です。2020年1月入社 、プログラミンググループの劉培枝です。
漢方の勉強で得た心得を生活習慣としてまとめてみました。実践してみてはいかがでしょうか。
1.睡眠と起床
熟睡時間(コアタイム):23:00~05:00(6時間)
寝起き時間:22:00~06:00
季節により寝起き時刻を微調整
春:早寝早起き。寝る:21:30~22:00 起きる:05:30~06:00
夏:遅寝早起き。寝る:22:00~22:30 起きる:05:00~05:30
秋:遅寝遅起き。寝る:21:30~22:00 起きる:06:00~06:30
冬:早寝遅起き。寝る:21:00~21:30 起きる:06:30~07:00
2.運動
外で散歩もしくはジョギング
春:朝の散歩もしくはジョギング。汗ばむ程でよい
夏:朝晩の散歩もしくはジョギング。汗を存分にかいたほうがよい
秋:昼の散歩もしくはジョギング。汗ばむ程でよい
冬:散歩も、ジョギングもなし。汗をかくのを避ける
3.食
主食は抜かない。お腹を7分まで
旬の果物と野菜を食べる。季節外れの果物と野菜をお勧めしない
お腹が空いたと感じる時に食べる。体の感覚が自分の意識より敏感なため、意識を体に押し付けない
17時以降は水以外に食べない
常識と思われる飲食習慣が体の負担になることが多い
食べないほうがよいものを列挙する
①牛乳:寒の属性とホルモンの添加により体の二重負担になっている。
飲み続ける時の副作用:
お腹の内部は寒になり、消化力に影響する。
牛乳の不完全消化によりアレルギー。花粉症など様々な過敏症の要因と思われる。
ホルモンにより成育への妨害
②果物(サラダも含む):寒の属性。しょっちゅう食べない。主食にもしない。旬の果物を適度に食べてよい。
③アイス類:寒の属性。食べないほうがよい。夏には胃の消化能力が一番弱い季節であり、アイスは禁物。逆に冬は適度に食べてもよい。
④緑茶:寒の属性。しょっぱい時あるいは食べすぎの時に飲んでよいがしょっちゅう飲まないほうがよい
⑤煮卵:非常に消化しにくいため、食べないほうがよい
⑥スイーツ:化学に加工されて凝集される糖がお腹の負担になるため、食べないほうがよい
4.飲みもの
喉が渇いた時、温かいお茶を飲む。
喉の渇きを癒すには水よりお茶のほうがよい。
緑茶は寒の属性があり、しょっちゅう飲まないほうがよいため、体に一番優しい紅茶をお勧めし、しかもしょっちゅう飲んでもよい
天気が暑くても温かいほうを飲む。渇き過ぎても小口でゆっくり飲む。
市販の 飲料類は飲みすぎに注意する。特に炭酸飲料がお腹の負担が大
お酒について基本飲まないほうがよいが、飲むとき、醸造酒を温かくして飲むのがお勧め
ビールは体に負担が大きいため、気をつける
5.補足
温かい飲食をお勧めする理由は
臓腑は一定の温度を保ったまま動いているため、冷たいもしくはアイスを食べたら、体はまずエネルギーを費やして冷たい物を体温まで温かくして初めて消化するものだ。長期的に冷たいもしくはアイスを食べると消化能力の低下だけでなく臓腑の働きにも影響する。
よい食品
①天然食品。麦芽糖、蜂蜜など
②発酵類食品。納豆、味噌、豆板醬、醬油、豆腐乳など
③大豆もよい食品ですが、消化しにくいため、豆腐がその問題を解決。豆腐が寒属性、唐辛子、葱、生姜との相性がよい
漢方の見地から避けたほうがよい食品
①スイーツ。精練加工により体内の悪菌の糧にもなっているため。天然食品はその問題なし。
② ファストフード
③サラダ油。精練加工により消化しにくい成分が血管壁に付着し、血管の塞がり、高血圧などの要因になる
6.お勧め鍛錬法
①站椿功(立禅)(中国語では站桩といいます):太極椿
足は肩幅で並行に開き、足先が前を向くように立ちます。
腕を身体の脇に自然に垂らし、全身をリラックスさせ、目は前方を見ます。そして膝を少し緩めて軽く曲げます。
顎をやや引き、唇を軽く閉じ、肩の力を抜き、両脇を緩めます。
胸やお尻を出さないように、おへそをやや引っ込め、膝を少しだけ曲げます。(曲げすぎると膝を傷めるので気をつけましょう)
自然呼吸から開始して、徐々に腹式呼吸に移行します。
意識を丹田におき、その部分が暖かく熱を持つイメージをします。この熱の感覚を腹部全体に広げるように意識を集中させ、最後に深呼吸を3回、意識を丹田に収めます。
参考URL:https://www.kampo-sodan.com/column/entry-1652
②座禅
③ホットヨガ
7.ストレッチ法
①肩こりを緩和するためのストレッチ
広いところに足を前後にずらして立って、両手を交替に前後を大きく振るう。特に後ろ高く振るう
②体内部のストレッチ(体内部の働きを活性化する)
構え(ずっとその状態):普通に立って(膝を少し曲がったほうが楽かもしれません)、お腹(へそ下部のところ)を引き締めて、腹式呼吸
動作(繰り返し):息を吸う時、同時に手を拳にちょっと強く握る、上半身も引き締める、お尻も引き締める
息を吐く時、同時に手のひらを開く、上半身もリラックス、お尻もリラックス
ポイント:お腹(へそ下部のところ)がずっと引き締める状態。その他の部分は基本リラックス状態(息を吸う時を除く)。