*

日常 趣味

事の初めに参拝を

みなさん、はじめまして
当ブログではお初にお目にかかります
菊池(フロントエンジニア)と申します

数文字のメッセージのやりとりすら億劫に感じてしまう生粋の筆不精なので、
いまのいままでブログというものに触れたことがありませんでした
ですが、今回順番が回ってきたのも何かの縁、一筆とろうと思います

(残念ながら今回は日々の業務に役立つナレッジ共有も最新技術の紹介も一切ございません、ご了承ください)

さて、2017年も早いもので3か月が過ぎました
もうお花見の時期ですが、皆さん、今年は初詣にいきましたか?
あたらしい年の門出を祈願する、日本人には馴染みの深い行為です
時期的に寒いしどこいっても人混みだしめんどくさくて行かなかった、という方も少なくないと思います

私は3回行きました

縁結びで有名な、かの江の島神社に
4451-min
東北出身の私にとって縁も所縁もないはずの場所ですが、数年前に一度訪れた際、猛烈に惹かれるなにかを感じました
それ以来、節目には必ず参拝するようにしています

3346
むしろ毎月通ってます

と、これだけ書くと怪しい宗教のようですが、
とりたてて信仰に熱心なわけでもなく、単に古っぽい、神々しい雰囲気に浸ることができるというだけで
江の島以外にもちょくちょく神社に通っています

そこで今回は、私がいつも神社でおこなっている、参拝の流れを紹介したいと思います

 

①駐車場を確認
重要です。大きな神社にはたいてい専用の駐車場がありますが、管理費として駐車料金を高めに設定しているところが多いです。
少し離れたコインパーキングで妥協するか、そもそも電車を使うのも賢い手です。神の手前、文句は言わず歩きましょう。

②用を足す
有名な神社だと、神が祀られている本殿まで大行列ができていることも珍しくありません。
我慢していると、祈願に集中できません。なにより我慢した結果、神の御前で粗相する、といった失態の無いように事前に済ませておきましょう。
親切に鳥居前にトイレを設置している神社が多いです。ここで一旦リラックスしましょう。

③一礼して鳥居をくぐる
ここから先は神の敷地です。後続の参拝者の邪魔にならないよう脇に避けて、深く一礼。帽子をかぶっている場合は必ず脱ぎましょう。
鳥居をくぐる際に、「失礼します」と一言添えると尚良いと思います。

④手水
てみず/ちょうずと読みます。どこの神社にも必ずあります。龍の口や竹から水が垂れ流しになっているので、備え付けのひしゃくで掬って身を清めましょう。
神社参拝において重要な儀式の一つであり、作法と手順が何よりも重要です。以下手順を紹介します。

・手水の手順
1.右手でひしゃくを持ち、注ぎ口から直接水を汲む
2.その水で左手を清める
3.左手に持ち替え、残りの水で右手を清める(※2の段階で水を使い果たしてしまった場合ははじめからやり直し)
4.右手に持ち替え、残りの水を左手の平ですくい口に含む
5.水を吐き出す
6.残りの水で左手を洗う
7.残りの水でひしゃくの柄を洗う
以上で手水は完了です。意外と手順が複雑で苦戦しますが、トライ&エラーが大切です。ぜひ挑戦してみてください。

⑤おみくじ
神社参拝のメインイベントです。清めた手でご神託を掴み取りましょう。濡れた手で引こうとすると嫌がられるので水分はしっかりと拭き取りましょう。
(本尊の前にあるのでいつも先に引いてしまいますが本来は祈願の後が望ましいそうです。)
引いたくじはその場で確認しましょう。
おみくじというとその吉凶に着目しがちですが、これはあくまでその時々の運勢です。人間上り調子のときもあれば下り調子もあります。
ぶっちゃけ「大吉」でも「大凶」でも問題ありません。ちなみに私は3回引いて「吉」→「末吉」→「小吉」でした。普通ですね。
重要なのは何やら意味深な文章が綴ってあるこの部分。

2925

心に響きます。
これは、神のお告げです。願望を受け、その時の現状に対する最適なアドバイスが記されています。
おみくじで大事なのは、このお告げを正しく読み解き、素直に聞き入れ実行することだそうです。

その他に小さく「金運」や「恋愛」諸々の項目(神社によって文言は異なる)がありますが、これはその時の願望に最も適する項目だけ読みましょう。
それ以外は無視してもオッケーです。

⑥祈願
いよいよ神との対面です。深呼吸で心を静め、真剣に臨みましょう。
賽銭を投げ、鈴を鳴らしたら深く礼をして柏手を打ちます。「二礼 二拍手 一礼」が正式な作法と言われています。
この際に「○○(願望)が叶いますように」と、願い事をするのが一般的ですが、ここで思い切って「私は○○(願望)を実行します」と決意を表します。
神前で決意表明した以上、何が何でも実行しないわけにはいかないですよね。

⑦帰路
決意新たに振り返らず、温泉にでも入って帰りましょう。

 

以上、いかがでしたでしょうか
ここまでガチで参拝するのはそれこそ、元旦などの節目くらいで、いつもはダラダラと雰囲気だけ味わって帰ります
それだけでもじゅうぶんご利益賜った気分になるので、興味のある方もない方もおすすめです
そして、今年の抱負をすでに達成してしまった、もしくは早々に諦めてしまった、そもそも忘れてしまった
そんな方々こそ、思い立ったが吉日です
お近くの神社に足を伸ばして、2017年の新たな門出を決めてみてはいかがでしょうか

5854-min
おわり

-日常, 趣味