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相撲ののぼり

趣味

相撲の魅力を伝えたい

2017/10/18

お疲れ様です。増田です。
今回初めてブログを書くことになりまして、内容を検討したのですが、、やはり、皆さんの期待を裏切らず♡に相撲について書くことにしました。

1人だけにでも刺さる事を祈っております。

相撲ののぼり

相撲ののぼり

魅力1.こんなにわかりやすいスポーツはない!

相撲のルールは皆さんもご存知と思います。土俵から体が出るか、足の裏以外が土についたら負け、です。わかりやすい!
もちろん勝ち方や戦法は色々ありますが、勝敗は誰が見ても一目瞭然!しかもほとんどの取組(試合のことです)で10秒以内に勝負がつきます。早い!

私が相撲を気に入った一番の理由はこの短さ。感情移入しやすい私はサッカーや野球などの観戦はドンドン緊張してきて見れなくなってしまうのですよ。それが相撲なら10秒で終わるので見れちゃうわけです。

さらに10秒の中でも最初の1秒、いやいや、0.5秒、の体がぶつかる瞬間(立会い、と言います)でほとんどの勝負が決まってしまいます。力士たちはこの立会いで、真正面から手を差し込んでマワシを取りに行くのか、下から突き上げるか、左や右に回りこむか、などなどを相手の力士の特長を研究したりしながら考えるのです!!

魅力2.全ての力士は「非情にも」細かく格付けされる

次に相撲が気に入った理由は「番付(ばんづけ)」から生まれるドラマです。
番付とは強い順に上から格付けされたものです。番付でお給料も待遇も変わります。一番下の序の口まで、約600人は上から1人ずつ順番がつけられています。ゆとり第一世代のワタシとしてはかなり過酷に感じます・・・。よく「横綱」や「大関」は耳にする事があると思いますが、この番付まで上がって来れるのはホンノ、ホンノ、一握り。テレビで放送されているのは「十両」からなので見たことあるお相撲さんはみんな超出世力士達です、テレビに映れないお相撲さんが約530名いる事になります。

相撲番付

相撲番付

(画像こちらから拝借しました。横綱は本当に頂点!!)
なかでも前述の「十両」という番付まであがれるかどうかで力士生命がかかってきます。というのも「十両」という番付になって初めて1人前とみられお給料が貰えるのです。それ以下の力士はお給料はないので相撲部屋の親方に食べさせてもらってる状態です(ちなみに、相撲部屋もボランティアというわけではないので稼げる十両以上の力士がいないと破産状態になってしまいます)。「付き人」と言って上位力士のお世話もしなければいけません。十両にならない事には結婚もできないと言われています。またバラエティー等のテレビ出演や、サインをする事も禁止されています。十両まで出世できずに相撲界を去る力士は沢山いるのです・・・。
だからこそ十両以上の力士は、まず部屋を支えるために勝って稼ぐという使命もあるのです!

魅力3.15日間続ける精神力は素晴らしい

相撲が行われるのは奇数月のみです。相撲が行われる期間を「場所」と言います(大阪場所、名古屋場所、夏場所、なんて言ってます)。場所は15日制で、力士たちは15日間毎日1番ずつとります。
1日に1番だけです!!
最初に記載した内容ですが1日に1番、大抵10秒で終わる取組をとるだけなのです。しかも始め0.5秒の立会いでほとんど勝負が決まる。
サッカーで例えたら(未経験のクセにすみません)満員のスタジアムで1日に1回PKのキッカーをする、しかもそれを15日間続ける、見たいな事です。10日目ぐらいでミスした場合を考えてみてください。10日目の夜寝れますか?11日目なんていつも履いているスパイクに違和感を感じたり訳分からなくなりそうじゃないですか?

メチャクチャ緊張しますよね?!

なので、集中力と精神力、そして練習量から生まれる「自信」が試されるのです。そこで横綱のすごさが光るのです!!横綱は、大関以下の関取たちとは比較にならないほどの重圧があります。一度負けただけで座布団は飛ばされる、勝っても相撲内容が悪ければ新聞で叩かれる、「勝って当たり前」といわれる中で、負けても土俵に立ち続けるなんて本当にすごいです、感動します。そして若手たちは横綱と戦えるだけで「光栄です」と言って鼻息荒くしてきます。

と、言うわけで

まずは横綱の取組だけ15日間みて欲しい!!!!!(横綱の取組はNHKでだいたい17:30~18:00頃です、録画してください)

では次回は11月場所です!みんな、相撲を見よう!

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