知る人ぞ知る、埋もれた傑作SF映画のすすめ
皆さまこんにちは。2026年3月入社、プログラミンググループの中村と申します。
突然ですが、私、映画が好きです。最近は劇場よりも配信派になってしまいましたが、気になった作品はジャンル問わずわりと観るタイプです。
今回はそんな私が、「もっと多くの人に観てほしい」と思っている映画を1本ご紹介します。
FREAKS フリークス 能力者たち(2018年・アメリカ)
まず正直に言います。この映画、タイトルもジャケットもお世辞にもセンスがいいとは言えません。視界に入っても素通りしてしまうような見た目をしています。
でも、だまされたと思って観てほしいのです。
あらすじはこうです。父親に「外の世界は危険だ」と教え込まれ、生まれてからずっと家の中だけで生きてきた7歳の少女クロエが主人公。ある日、父が眠った隙に外へ出たクロエは、家の前に停まっていたアイスクリームトラックの老人に声をかけられ、衝撃の事実を知ることになります。
前半は静かなサスペンスとして進みます。地味です。正直、最初は「あれ?」となるかもしれません。でも観続けてください。中盤から後半にかけて物語は一気に加速し、気づけば全く別の映画になっています。
この映画の凄さはいくつかあります。まず脚本。限られた予算と狭い空間の中で、スケールの大きな話をきちんと成立させています。次に演出。物語が主人公クロエの視点で丁寧に語られており、それが作品全体に独特の緊張感を生んでいます。そして何より、クロエを演じた子役の演技と目力が圧倒的です。
世間的にはB級扱いされることもある作品ですが、ロッテントマトの批評家スコアは88%、世界の映画祭で9部門を受賞しています。監督はスピルバーグ主催のクリエイター発掘コンテストでファイナリストになった2人組です。数字と実績がちゃんと裏付けています。
いくつかの配信サイトで視聴できます。週末の夜にでも、ぜひ。